2022年1月28日
コベルコ建機 「ことビジネス」強化 遠隔操作システム本格展開
コベルコ建機(尾上善則社長)はカーボンニュートラルを念頭とした油圧ショベル、クレーンの電動化など環境技術の開発を加速するとともに、DX(デジタルトランスフォーメーション)をにらんで遠隔操作のK―DIVE CONCEPT(ケーダイブ・コンセプト)などによる「ことビジネス」展開を強化する。電動化は小型建設機械を対象に、中大型油圧ショベルやクレーンなどは燃料電池を搭載した建機の要素開発を推進。異業種連携での共同開発も含め、市場の成熟具合をみながら中期的に商業投入する。DXではクレーンの施工計画立案のアドオン型シミュレーションソフト「K―D2PLANNER(ケーディーツープランナー)」の本格展開も来年度から進める予定だ。
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