2022年1月12日

進む水道管経年劣化/AI診断で破断リスク軽減/破損確率を可視化/莫大な費用最適化/ピンポイント更新可能に

私たちの暮らしに欠かせない水道水。近年は水道管の老朽化による破断事故が全国で相次ぐ。厚生労働省によると全管路延長(72万1873キロメートル)に占める法定耐用年数(減価償却を計算する上での基準年数)は40年とされており、40年超の割合は2018年現在で17・6%に達する。一方、管路更新率(更新された管路延長を総延長で割った値)は0・68%にとどまる。今後20年で更新が必要な管路は1981年以前に整備された17万3900キロメートルと全体の24%程度に上る。これらを平均的に更新していくには1・22%程度の更新率が必要となるが、現実的ではない。どのようにして課題を解決するのか。その一端を紹介する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社