2021年12月1日
重仮設4社 4―9月 3社最終増益 売上高は全社が減少
重仮設リース大手4社の2021年4―9月期連結業績が出そろった。全4社が減収となったが、経常段階ではヒロセホールディングス、丸紅建材リースが増益だった。純利益はヒロセ、丸藤シートパイル、丸紅建材リースが増益とした。経済活動が新型コロナウイルス禍から回復する中で、建設業界では資機材調達遅れの影響、工事の着工遅延や進ちょく遅れや一部で工程の見直しなども発生、原材料、鋼材価格の高騰も顕著で、重仮設リースの売上高に響き、増収につなげられなかった。収益面は採算を重視した営業活動に取り組み、価格改善や連結子会社との連携による工事受注の確保に注力したが、増益は2社にとどまった。会計基準の変更も影響した。
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