2021年11月10日

4―9月 CC出荷710万トン 前年上回るも依然低水準

全国コイルセンター工業組合(理事長=小河通治・小河商店社長)がまとめた流通調査結果によると、2021年度上半期(4―9月)の出荷量は前年同期比18・2%増の710万1701トンに増加した。過去最低となった昨年やリーマン・ショック翌年の09年度の上期実績は上回ったが、過去10年で2番目の低さとなり、依然として厳しい水準が続いている。足元の低迷要因となっている自動車減産は10―11月と継続しており、来年1―3月以降に計画される挽回生産が行われるかどうかが下期の出荷量を大きく左右する。

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