2021年10月12日

マーケットを読む/21年度下期市況見通し(6)

日本精鉱取締役営業部長/松田恭二氏/アンチモン/1万2500―1万3500ドルレンジ

下半期のアンチモン地金の国際スポット価格はトン1万2500―1万3500ドルで推移すると予測する。アンチモン鉱石のタイト感は続いており、中国サプライヤーのオファーは強気だ。主用途の難燃助剤の引き合いは向け先の自動車や家電の需要回復で底堅い。2月の冬季北京五輪では規制が予想され、相場の強材料となるだろう。ただ地金調達の取引で品薄感はなく、相場の先走りを感じる。需給を横目にピークに達し、現在のレンジで推移しそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社