2021年9月10日

原料炭スポット続伸 中国需要堅調、豪産300ドル乗せ

原料炭のスポット価格が続伸し、豪州炭がFOBトン300ドル(3万3100円)に乗せた。業界関係者によると、今月に入って2割上げており、豪雨の影響で大台に達した3年前以来の異例の高値を付けた。中国の堅調な需要と中国の供給制約で、中国の輸入炭に対する需要は強く、カナダ炭などの中国着価格は480ドルの高値。中国内の原料炭も高騰しているという。中国の粗鋼減産で大きく下げ調整した鉄鉱石と異なり、原料炭は下げ気配が見えず、なお上昇の可能性もあるという。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社