2021年8月27日

新社長に聞く/三井住友金属鉱山伸銅/大山正紀氏/積極的に議論できる環境へ

大手伸銅メーカーの三井住友金属鉱山伸銅(本社=埼玉県上尾市)は昨年7月に発足10年の節目を迎えた。車載用コネクターなどに使われる黄銅条の国内トップメーカーとして足元旺盛な需要に応えている。来年には30年後を見据えた次期中期経営計画が始まる。今後の成長戦略をどのように描くのか、今年6月に就任した大山正紀社長に意気込みや経営課題、足元の市場環境などを聞いた。

 ――これまでの会社での歩みを。

 「住友金属鉱山に入社して3年ほど別子事業所で物流管理などを担当し、その後は本社でニッケル地金やニッケル化成品、フェロニッケルなどの営業と原料、銅・貴金属の営業などを中心に従事し、昨年6月に当社の副社長へ就任した。銅・貴金属営業時代には、顧客として三井住友金属鉱山伸銅にも訪れていた」

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社