2021年8月18日

解説/高炉3社、業績大幅向上/コスト減・販価是正進展/生産体制改革し基盤強化へ

高炉メーカー3社が2022年3月期の業績予想の大幅な上方修正を先週までに公表した。国内外の需要の回復を受けてフル生産が続き、コスト削減と鋼材販売価格の改善が進む。一部設備の休止で粗鋼生産は新型コロナウイルス禍前を下回るが、製販の抜本的な対策で損益分岐点を引き下げ、利益はコロナ禍前を大きく上回る見込みだ。今期から新たな中期計画に入った3社は製造体制の改革や販価是正を本格化し、高収益を生む体質を固め、激化する国際競争に立ち向かう。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社