2021年7月19日

縮小するアルミスクラップ値差(上)/一部「後決め」で量確保/価格上昇ペースに対応

アルミスクラップ業界で、仕入れ価格と売値の価格差縮小が懸念されている。高止まりする中国塊に引っ張られる形で上昇してきた国内塊は、足元で価格が伸び悩みつつある。一方で、高水準な製品需要に見合うだけの原料が不足しており、メーカーや問屋からは「まずは数量の確保」との声が聞かれる。製品価格の上昇一服とスクラップ価格が上振れしやすい環境は、メーカーの原料高と問屋の仕入れ価格上昇となって収益を圧迫する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社