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2024.7.17
2021年7月12日
自動車の駆動部品などとして使われるハイカーボン材の需給が綱渡りになってきた。半導体不足の影響などで上期に減産を余儀なくされた自動車メーカーが下期に向けて挽回生産の意向を示しているが、材料供給に応え切れない恐れが出てきた。供給プレイヤーが限られる中、ミルの供給能力に対して需要が完全に上回っているためで、事態回避に向け、最大手の日本製鉄はこのほど、ティア1・2・3などの部品メーカーに対して発注数量の上限を求める調整を要請した。
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