2021年3月8日

日本製鉄、名古屋に熱延ミル新設 国内高炉30年ぶり

 日本製鉄は名古屋製鉄所に熱延ミルを新設することを決めた。生産能力は年約600万トンで、2026年度第1四半期に稼働開始の計画、圧延スピートの加速化、平坦度などの最新技術を随所に盛り込む見通し。新設に向け4月1日付で次世代熱延プロジェクトグループ、技術開発本部・プロセス研究所に圧延研究部を新設する。名古屋・熱延は1963年に稼働した日本最古の熱延ミルで、自動車鋼板の超ハイテン化が進む中、抜本的な対策が必要と判断した。投資額は数千億円規模となるもようだ。

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