日本製鉄系の電磁鋼板専門商社・電機資材(本社=東京都千代田区)は19日、日本製鉄の元松廣議氏(59)を社長に迎え入れる人事を内定した、と発表した。元松氏は4月1日付で電機資材の顧問に就き、6月下旬の株主総会で代表取締役社長に就任する。橋本淳社長(65)は取締役相談役に就く。
橋本社長はEVなど次世代自動車向けの電磁鋼板需要の捕捉や中国事業の立て直しに尽力した。
▽元松廣議(もとまつ・ひろのり)氏=1985年横浜国大工学部卒、新日本製鉄(現日本製鉄)入社、2013年和歌山製鉄所設備部長、16年同製鉄所副所長、18年参与・安全推進部長。1961年7月12日生まれ。