2021年2月12日

中国コバルト 金属と原料価格乖離

 中国でコバルトの金属と原料の価格が乖離している。在庫調整が一巡してともに急伸したが、金属コバルトの年初来17%高に対して、前原料の硫酸コバルト価格は36・5%高。リチウムイオン電池(LiB)に使うコバルト系材料の需要に供給が追い付いていないことを反映しているようだ。欧州価格はさらに騰勢を強めており、ここ1カ月で40%以上値上がりして中国価格と逆転するなど、2017―18年の投機高の再来を危ぶむ声も挙がっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社