2021年2月4日

鉄産懇 中村会長 内需回復5500万トン想定

鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は3日開催の会議後に2021年度の国内鉄鋼需要について「建設は前年度並み、製造業は回復が続き、5500万トン程度を想定している」と、前年度より300万トンほど増える見通しを語った。上期2700万トン弱、季節要因を考慮して下期に約2800万トンに増える見込み。新型コロナウイルス禍による消費マインド低迷の長期化を懸念しつつ、内需と国際市場に大きく影響する中国の動向を注視する考えを示した。

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