2020年12月28日

グリーン成長戦略 本格的な水素還元製鉄開発へ カーボンプライシング検討

政府は25日、2050年のカーボンニュートラル、二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロに向けたグリーン成長戦略をまとめた。成長戦略として脱炭素を進め、50年時点で約190兆円の経済効果を引き出す。鉄鋼業では従来の部分的水素還元製鉄の次の本格的な水素還元製鉄技術を開発、実用化を進める。国境調整措置など炭素に値付けするカーボンプライシングも含めて検討するとした。民間の力を引き出す技術開発のほか、大規模な設備転換、水素の安価大量供給インフラ整備など社会全体の課題に取り組む。

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