2020年10月23日

関西地区、厚板定尺市況1000円反発

関西地区の厚板定尺市況がこのほど、1000円程度反発、7万8000円(トン当たり、厚み16ミリの5×10サイズ、コイルカット品、SS400)が実勢化した。国内外メーカーが厚板(厚板ミル製品)の販売価格を引き上げるとともに、地区コイルセンターもコイルカット品の売値を上げてきたことで、扱い特約店が仕入れ価格の上昇を販売価格に転嫁、一部が市場に浸透した。ただ、需要自体は盛り上がりに欠け、ユーザーの抵抗もあって、先行きの市況は一本調子での上昇とはならないとの見方が一般的だ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社