2020年12月29日

【国内4位】九州で豪雨、死者多数

記録的な大雨で冠水した熊本県人吉市街=7月4日(時事通信ヘリコプターより)
 7月3~8日、九州一帯を記録的な豪雨が襲い、多くの河川が氾濫して大規模な水害が発生。熊本県や福岡、鹿児島両県などで死者計75人、行方不明者2人を出した。被害の最も大きかった熊本県では、球磨川が氾濫し、球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」の入所者14人を含む65人が犠牲となり、4500棟を超える住宅が全半壊した。

 雨は中国~東北地方の広範囲で続き、気象庁は同月31日までの期間を「令和2年7月豪雨」と命名した。停滞する梅雨前線に湿った空気が流れ込んで大雨が長期化し、特に九州では積乱雲が連なる線状降水帯が多数発生したのが原因とされた。治水対策のため、熊本県は11月、環境保護などを理由に民主党政権下で建設中止となった、球磨川支流の川辺川でのダム建設を容認した。【時事通信社】

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社