2021年6月21日

点検 鉄鋼市場/鉄スクラップ

 7―9月の鉄スクラップ市場は電炉メーカーが夏季減産期を迎える中、高炉メーカーの旺盛な需要を受け、HSや新断といった上級品種のタイト化が続きそうだ。世界的な半導体不足の影響による自動車メーカーの減産で「新断の流通量が落ちている」(流通筋)ため、需給が一段とひっ迫するとの見方もある。海外では中国の鋼材価格の調整が一服し、市場の先行き警戒感が後退していることなどから「底堅い相場が続くのでは」(商社)という。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社