日本鉄鋼連盟は6日から8日までの3日間にわたり、千代田区北の丸公園の科学技術館にある鉄鋼展示室「鉄の丸公園1丁目」で来館する児童を対象とした「鉄の丸公園クイズラリー」をスタートした。「鉄でできているものは?」など鉄を取り上げたクイズを出題、子供たちに鉄の面白さをPRし、鉄への関心を高める。
クイズラリーは毎年、夏休みのイベントとして開催され、毎年開催期間中に400人以上の児童を集めている。「素材としての鉄の面白さを体感しながら、鉄との豊かな関わりについて学習する」がコンセプトで、入室するとクイズ形式のワークシートを配り、シートを完成させると引き換えに参加賞がプレゼントされる。質問は全4問で「鉄でてきているものはなにがあるか」「鉄は何回くらいリサイクルできる?」など、身の周りにある鉄を取り上げ、児童の関心を高める内容となっている。
毎日5回、鉄の実験教室も開かれ、磁石など鉄に関連する素材などを取り上げ、手に触れて鉄に親しめる。
このほか鉄連では、毎年度、社会科の副教材「ハツラツ鉄学」、理科の副教材「ワクワク鉄学」を編纂し、全国の小学校への配布を実施している。