2018年5月15日

鉄スクラップ市況、東日本中心に上昇局面 輸出の底入れ反発映す

 国内鉄スクラップ市況が東日本を中心に、約2カ月ぶりに上昇局面を迎えている。輸出マーケットが底入れ反発し、輸出依存度の高い関東地区などで鉄スクラップ価格が値上がりした。電炉メーカー各社が大型連休の集中操業で鉄スクラップ炉前在庫水準を落とす中、「市中からメーカーへの出荷ペースが鈍化していることも市況に影響している」(流通筋)という。

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