2016年2月22日

東京製鉄、5か月ぶり全種値下げ

 東京製鉄は22日、2016年3月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)に関して、全品種で値下げを実施すると発表した。値下げ幅は品種によって異なり、トン3000―7000円。同社による全品種値下げは15年10月契約分以来5カ月ぶりとなる。同社は15年10月契約販価で大幅値下げを実施し、市況の底入れを図ってきたが、それ以降も国内市場の需要回復が遅れ、またここにきて為替が円高に振れていることから、「販価をマーケットの実態に合わせるとともに、輸入材の流入を抑制する。国内建材市場は本年の後半、夏以降で明るくなる兆しが見られ、ここで製品市況の底入れを目指す」(今村清志・常務取締役営業本部長)ため、値下げに踏み切ったという。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社