2018年6月15日

ニッケル、18年世界8.8万トン不足

 住友金属鉱山は2018年のニッケル世界需給予測を8万8000トンの供給不足に見直した。前回2月予測では8万3000トンの不足幅としていた。中国本土のニッケル銑鉄(NPI)生産量が上振れる一方、インドネシアでステンレス鋼の一貫生産ラインが立ち上がるなど、需要の伸びを見込む。NPIの供給は増えるが、いわゆるクラス1(メタル、ブリケットなど)の需給は引き締まっているとみる。

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